なぜスススを始めたのか
ススス(Small Start Studio)が生まれた背景をお伝えします。
デザイナーとして20年以上、システム開発者として10年以上、
これまで本当にたくさんのプロジェクトに関わってきました。
その中でずっと感じていたのは、
「作って終わり」では、本当にやりたいことは実現できないんじゃないか、ということでした。
作っている最中に、
「この仕様で、本当に良いのかな?」
「ここをこう変えたら、もっと効果が出るのに。」
そんな"もやもや"がいつも心のどこかにありました。
与えられた企画や方針に沿って作るのが当たり前の環境の中で、
もっと早い段階から関われたら、
もっと良い形がつくれたのに——
と感じる場面が何度もありました。
その感覚はずっと残り続け、
「作る前の段階から一緒に考えられたら、きっともっと力になれる」
そんな気持ちが自分の中で徐々に大きくなっていきました。
その思いが"確信"に変わったのが、Startup Weekendでの経験です。
限られた時間の中でアイデアの芯を探り、整理し、形にしていく。
チームと一緒に考えながら前へ進むプロセスに触れ、
早い段階で伴走することの価値が一気に腑に落ちました。
しかし、それを会社の中で実現するのは正直むずかしい。
役割も領域も決まっていて、
「もっと良くできるのに」と思っても、そこに踏み込めない場面が多かった。
独立してから、いろいろな事業者と関わる中で、同じ景色をよく見るようになりました。
素晴らしいアイデアや技術、強い想いがあるのに、
「何から手をつければいいかわからない」
「相談できる相手がいない」
ただそれだけで、挑戦が止まってしまうことが想像以上に多い。
そしてそれは、起業した自分自身の姿でもありました。
やりたいことがあっても整理できず、前に進めなくて悩む日々。
「Startup Weekendのように、ときに熱く、気軽に相談できる存在がいたら——」
そう思ったことが何度もあります。
だからこそ、飛び出して、自分でやることにしました。
作る前の段階から関わって、
整理して、方向を決めて、実行まで伴走できる場所をつくりたい——
その想いが、スススの始まりです。
「小さく始めて、着実に進める」を一緒に実現できたら嬉しいです。